日本軍艦を祀る台湾「鳳山紅毛港保安堂」行き方と参拝レビュー

広告

日本軍艦を祀る台湾「鳳山紅毛港保安堂」行き方と参拝レビュー

台湾の高雄市に位置する「鳳山紅毛港保安堂」は、旧日本海軍の第三十八号哨戒艇(旧称、樅型駆逐艦「蓬」)とその艦長であった高田又男予備大尉が祀られてい霊廟です。この場所は、単なる観光スポットではなく、台湾と日本の歴史が深く交差する、特別な意味を持つ場所と言えるでしょう。

本記事では、鳳山紅毛港保安堂が、いつどのような経緯で建立されたのか、その歴史的背景を解説します。また、お祀りされている御神艦「第三十八号哨戒艇(旧称、樅型駆逐艦「蓬」)」や、その公式キャラクター「公式神艦娘」として親しまれている「小蓬(蓬ちゃん)」についても紹介します。さらに、境内に建立されている故安倍晋三元首相の銅像とその場所、故安倍晋三元首相の銅像が建立された背景や込められた意味についても解説します。

また、鳳山紅毛港保安堂への行き方として、高雄市内からのアクセス方法と、筆者が実際に鳳山紅毛港保安堂を訪れた際の参拝レビューを紹介し、鳳山紅毛港保安堂についてのより具体的なイメージをお伝えします。この記事を通して、鳳山紅毛港保安堂の魅力を余すことなくお伝えし、訪れる人々にとって忘れられない体験となるような情報を提供します。

本記事が説明するポイント
・鳳山紅毛港保安堂の基本的な情報
・鳳山紅毛港保安堂の御神艦と公式神艦娘について
・鳳山紅毛港保安堂への行き方と参拝時の注意点
・筆者による鳳山紅毛港保安堂の参拝レビュー

鳳山紅毛港保安堂とは?旧日本軍艦が祀られる場所

鳳山紅毛港保安堂の社殿正面

まずここでは、鳳山紅毛港保安堂の基本情報と歴史的背景について解説し、御神艦と公式神艦娘「小蓬(蓬ちゃん)」についても紹介します。さらに、故安倍元首相銅像の場所と建立の背景に触れ、旧日本軍艦が祀られる場所である「鳳山紅毛港保安堂とは?」についての理解を深めていきます。

鳳山紅毛港保安堂: 公式サイト

鳳山紅毛港保安堂の基本情報

鳳山紅毛港保安堂は、台湾の高雄市鳳山区に位置し、台湾で唯一日本の軍艦を祀っている霊廟です。廟内の祭壇には「宗府元帥」「郭府千歳」、そして「海府大元帥」(後述する高田又男予備大尉)を保安堂主三神としてお祀りしており、更に、四副神として「福徳正神(土地神)」「観音菩薩」「地蔵王菩薩」と、御神艦「38にっぽんぐんかん」をお祀りしています。

このように鳳山紅毛港保安堂は、台湾にある他の霊廟や道教寺院とは異なり、旧日本海軍の軍人や軍艦をお祀りしており、廟内にも台湾式の拝殿のほか日本の神式の拝殿を備えて、日本の神道と台湾の道教が融合した独特の雰囲気が漂っています。日本からの参拝者も多く、神道式での参拝も可能なので、道教式の参拝マナーを知らなくてもスムーズに参拝ができるようになっています。

鳳山紅毛港保安堂の参拝可能時間は、毎日06:00から20:00までで(年中無休)、拝観料は無料です。なお、鳳山紅毛港保安堂は一般的な台湾の霊廟や寺院とは異なり、日本の軍艦や軍人を祀っているため、歴史や軍事に興味がない方にとっては、少し異質な場所に感じるかもしれません。訪問する場合には、単なる観光スポットではない点に注意して訪問するようにしましょう。

鳳山紅毛港保安堂の歴史的背景

鳳山紅毛港保安堂の由来については、終戦直後の1946年(昭和21年)、高雄の紅毛港という漁港に住む漁師が出漁した際、一体の頭蓋骨が魚網に掛かり、漁師は、この頭蓋骨を持ち帰り、かねてから「郭府千歲」及び「宗府元帥」といった無縁仏を供養している小屋の神棚で、これらとともに「海府大元帥」としてお祀りしましたのがはじまりでした。

海府大元帥をおまつりして以降、大漁が続いたことから、霊験あらたかな神であるとして信仰されるようになり、1953年に鳳山紅毛港保安堂の建立に至りました。その後1990年、降霊により「私は日本第三十八号軍艦の艦長であり、太平洋戦争中に死亡した。日本の護国神社に帰りたい」「部下を郷里に帰すことができず悔やんでいる」と告げられ、調査したところ、”日本第三十八号軍艦”とは1944年に米潜水艦の雷撃によりバシー海峡に沈んだ第三十八号哨戒艇(旧称、樅型駆逐艦「蓬」)のことであり、海府大元帥はその艇長であった高田又男予備大尉であることがわかりました。

そこで信者らは、海府大元帥とその部下たち145名が、せめて魂だけでも日本へ帰れるようにと、翌1991年に造船職人に依頼して「日本の軍艦」の模型を作り、海府大元帥の御座船「38にっぽんぐんかん」として奉納したのでした。その後、紅毛港地区の再開発により保安堂の移転が余儀なくされ、2013年に建物を新築して現在の場所に移転しています。

また2022年9月には、同年7月に逝去された故安倍晋三元首相の銅像が建立されたことでも話題となりました。これは、安倍元首相の台湾に対する友好の証として、地域住民が感謝の意を示して建立に至ったものです。

御神艦と公式神艦娘「小蓬(蓬ちゃん)

蓬ちゃん(艦これ風)画像
(C)ぐりあん・鳳山紅毛港保安堂サイトより引用: https://5045e424bee41c3f.main.jp/

鳳山紅毛港保安堂では、お祀りする四副神のひとつに日本の軍艦「38にっぽんぐんかん(日本第三十八号軍艦)」があり、この「38にっぽんぐんかん」を御神艦としています。「38にっぽんぐんかん」は旧日本海軍の第三十八号哨戒艇であることがわかっています。第三十八号哨戒艇は、もとは樅型駆逐艦「蓬」として建造された日本帝国海軍の艦艇です。建造当初は駆逐艦として運用されていましたが、後に哨戒艇へと艦種が変更されました。その後、第二次世界大戦に参加し、1944年に米潜水艦の雷撃によりバシー海峡で沈没しました。

樅型駆逐艦「蓬」の時代は、船団護衛や哨戒などの任務に従事しました。樅型駆逐艦は、当時の日本の駆逐艦としては比較的小型で、速力と機動性に優れていました。哨戒艇への艦種変更後は、その小型駆逐艦としての特徴を受け継ぎ、沿岸警備や対潜哨戒などを主な任務として活躍しました。しかし、第三十八号哨戒艇は、1944年11月25日 、バシー海峡において沈没し、艦長の高田又男予備大尉はじめ乗員144名が戦死されました。このように旧日本海軍の第三十八号哨戒艇は、御神艦「38にっぽんぐんかん」として鳳山紅毛港保安堂お祀りされており、地元住民からは「38にっぽんぐんかん」と呼ばれ、信仰の対象とされています。

一方、日本のアマチュア漫画家、ぐりあん先生が「38にっぽんぐんかん」を擬人化キャラクターとして描いた「小蓬(蓬ちゃん)」が、「38にっぽんぐんかん」の公式神艦娘(公式キャラクター)とされ、親しまれています。ちなみに、ゲーム「艦隊これくしょん(艦これ)」の「艦娘」風のキャラクタですが、ゲームには実装されていません。「小蓬(蓬ちゃん)」は、御神艦を身近に感じてもらうために鳳山紅毛港保安堂より公式神艦娘と認定したものです。特に、若い世代やアニメファンにとって、親しみやすい存在となっています。

「小蓬(蓬ちゃん)」は、グッズやイラストなど、様々な形で展開されています。これらのグッズは、鳳山紅毛港保安堂の売店でも購入できます。また、インターネット上でも、「小蓬(蓬ちゃん)」のイラストや漫画が公開されており、多くのファンがいます。ただし、歴史的な背景と信仰的な意味合いをもつ御神艦であることから、敬意を払い、祈りを捧げる気持ちは忘れないでおきましょう。

故安倍元首相銅像の場所と建立の背景

安部元首相の銅像
鳳山紅毛港保安堂サイトより引用: https://5045e424bee41c3f.main.jp/

鳳山紅毛港保安堂の境内には、2022年7月に逝去された故安倍晋三元首相の銅像が建立されています。場所は、鳳山紅毛港保安堂の境内で、拝殿に向かって右手側の屋外となります。故安倍晋三元首相の銅像が建立されたのは、安倍元首相の台湾に対する友好の証として、地域住民が感謝の意を示したからです。安倍元首相は、生前、台湾との友好関係を重視し、様々な場面で台湾を支持する発言を行いました。

特に、東日本大震災の際には、台湾から多額の義援金が寄せられたことに対し、安倍元首相は台湾に深く感謝の意を表しました。このような安倍元首相の台湾に対する貢献を称え、地域住民は銅像を建立することを決定したのでした。故安倍晋三元首相の銅像は、安倍元首相の功績を後世に伝えるとともに、日台の友好関係を象徴するものとなっています。なお、鳳山紅毛港保安堂の正面境内は、故安倍晋三元首相を顕彰する記念公園として整備する計画があるそうです(2026年春完成予定)。

鳳山紅毛港保安堂へ行くには?アクセスガイド

鳳山紅毛港保安堂の拝殿入口

続いて、鳳山紅毛港保安堂へ公共交通機関を使って行く場合のアクセス方法について詳細に解説し、筆者が実際に鳳山紅毛港保安堂を訪問した際の参拝レビューも紹介します。そして最後に、鳳山紅毛港保安堂の参拝時の注意点とマナーについて触れたいと思います。 

鳳山紅毛港保安堂へのアクセス

鳳山紅毛港保安堂へ公共交通機関を使って行くには、どうすればいいのかについて解説します。鳳山紅毛港保安堂の最寄り駅は高雄MRTレッドラインの草衙(Caoya)駅です。草衙駅は高雄国際空港駅から1駅(2分:20元)、台湾新幹線の左営駅からは、MRTの左営駅から高雄MRTレッドラインで12駅(約25分:45元)と、草衙駅へのアクセスは比較的容易です。ちなみに、高雄MRTでは高雄の交通系ICカードである「iPASS一卡通」だけでなく、台北で購入した「悠遊カード」もそのまま利用できるので便利です。

続いて、草衙駅から鳳山紅毛港保安堂までは、上の地図のとおり、1.7kmほどあります。路線バスを利用する場合は、草衙駅から地上に出てすぐの停留所より「R7 B系統」に乗車し、6つ目の「国慶六街」で下車する徒歩3分くらいのところに着きます(6分:12元)。ただ、バスの本数はそれほど多くないようですので、バスのタイミングが合わない場合には、草衙駅から鳳山紅毛港保安堂まで歩いていくほうが早いかもしれません(徒歩25分くらい)。ちなみに、草衙駅から鳳山紅毛港保安堂までには、大小様々な道教の寺院がたくさんありますので、それら寺院をお参りしながら、散策がてら歩いてみてもいいかもしれません。

鳳山紅毛港保安堂の位置は、高雄国際空港から3km程度の距離になりますので、高雄国際空港に到着してそのまま鳳山紅毛港保安堂へ直行する場合には、高雄国際空港から直接タクシーを利用してもいいでしょう。高雄国際空港から鳳山紅毛港保安堂までは、タクシーで約20分程度です。

鳳山紅毛港保安堂の参拝レビュー

以下、筆者が実際に鳳山紅毛港保安堂を訪問したときの参拝レビューを紹介します。この参拝レビューを読むことで、皆さんが鳳山紅毛港保安堂に対するイメージを具体的にすることができると幸いです。

草衙駅から徒歩で鳳山紅毛港保安堂へ

道の途中で見つけた道教の寺院

高雄MRTレッドラインの草衙駅に到着したとき、次のバスまでの時間が結構あったので、鳳山紅毛港保安堂まで歩いてみることにしました。観光スポット化されているわけではなく、案内標識などは出ていなかったので、ちょっと不安もありましたが、スマホのナビアプリなどで確認しながら行けば、特に迷うことはありませんでした。途中、下の写真のような立派な道教の寺院がいくつもありましたので、寺院巡りを楽しみながら歩いていきました。

鳳山紅毛港保安堂へ到着

鳳山紅毛港保安堂の境内にある富士の絵

草衙駅から道草しながら30分ほど歩くと住宅街のような静かな場所になって、こんなところにあるのかなあ、と心配になったりもしましたが、ナビアプリの示す通りにちゃんと鳳山紅毛港保安堂が見つかりました。鳳山紅毛港保安堂の拝殿は想像していた以上に思ったよりも立派な建物です。建物に向かって右横には、上の写真のような「海から臨む富士山」の大きな絵がありました(このときは安部元首相の銅像はありませんでした)。

鳳山紅毛港保安堂の小さな手水舎

そして、富士山の絵のまわりには花壇があり、その中に上の写真のように小さな手水舎もありました。日本を感じさせるような、ちょっと懐かしい感じがしました。台湾の地でこういった純日本風のものに出会えるのは嬉しいです。

龍のレリーフ

そして、拝殿の正面中央には、上の写真のように石材でできた龍のレリーフがあり、その奥には一対の狛犬が安置されていました。龍や狛犬は中華風のものでした。やはり道教の寺院でもあることがよくわかります。

拝殿入口の上に「しめ縄」

そう思いつつも拝殿入口の上を見上げると、上の写真のように、おもむろに「しめ縄」が飾られていてビックリです!台湾の伝統的な道教とともに、日本の神道の文化も融合された不思議な空間となっています。

鳳山紅毛港保安堂内で参拝

鳳山紅毛港保安堂内の祭壇

鳳山紅毛港保安堂の拝殿の中に入ってみました。ここは拝観料などは不要です。無料で誰でも自由に出入りできるような雰囲気になっています。保安堂のスタッフの方が一名いらっしゃいましたので、参拝させていただく旨を告げました。言葉がうまく通じませんでしたが、どうやら自由に参拝してください、写真撮影も問題ないですとおっしゃっているうぴでした。他には参拝客が私以外にはいませんでしたので、お線香のあげ方などよくわからず、そのまま静かにお参りをすることにしました。

鳳山紅毛港保安堂の拝殿に三柱

鳳山紅毛港保安堂の拝殿は、基本的に道教寺院風の派手な堂内です。中央にキラキラと装飾された祭壇があって、祭壇の奥には三柱の神像が安置されていました。向かって右端が海府大元帥こと高田又男艦長のようです。海軍の軍服を着ておられます。しばし手を合わせて冥福をお祈りしました。

祭壇の上には記念スタンプが置いてあって、自由に押せるようになっていました。試しに押してみましたが、判面があまりにも擦り減りすぎていて、何が何だかわからない絵になります。残念ですがあきらめることに。ちなみに、日本の寺社であるような御朱印は頒布されていないようでした。公式神艦娘「小蓬(蓬ちゃん)」のキャラクターグッズは何点か販売していました。

御神艦「38にっぽんぐんかん」を参拝

御神艦「38にっぽんぐんかん」を参拝

そして、祭壇に向かって左側を見ると、上の写真のように、大きな軍艦の模型の御神艦が鎮座されています。旭日旗模様の上に「神艦 38にっぽんぐんかん」と表記されています。ここに戦没した第三十八号哨戒艇(樅型駆逐艦「蓬」)とともに、145名の英霊がお祀りされているようです。御神艦の横には、賽銭箱と鈴緒も設けられていました。神道式でのお参りも可能となっています。台湾元のコインをお賽銭として奉納し、手慣れた二拝二拍手一拝で参拝しました。

軍艦の模型の横の賽銭箱と鈴緒

こうして鳳山紅毛港保安堂の拝殿内では30分ほどでしょうか、一通りお参りを済ませ、写真撮影などをして鳳山紅毛港保安堂を後にしました。ここは、ほんとうに住宅地のなかの静かな場所なので、近くに食事のできるお店もなければ、コンビニなども見当たりませんでした。だからこそ英霊をおまつりするには適した場所なのかもしれませんね。帰りはバスで草衙駅に戻りました。

鳳山紅毛港保安堂の参拝時の注意点とマナー

鳳山紅毛港保安堂は、あくまでも台湾道教の霊廟が基本となっており、日本の神道式も取り入れてはいますが、日本の神社とは異なる点もあります。参拝する際には、以下の点に注意しマナーを守りましょう。

  • 服装:露出の多い服装は避け、清潔感のある服装で参拝しましょう。
  • 騒音:静かに参拝し、他の参拝者の迷惑にならないようにしましょう。二拝二拍手一拝での参拝も、音は控えめにしたほうが無難です。
  • 写真撮影:基本的に写真撮影は可能ですが、御神艦や神像など、神聖なものを撮影する際は、スタッフの方に許可を得るようにしましょう。
  • お線香:お線香は、鳳山紅毛港保安堂で用意されているものを使用し、決められた場所で供えましょう。
  • お賽銭:お賽銭は強制ではありませんが、お参り気持ちを表したい場合は、賽銭箱に納めましょう。
  • 鳳山紅毛港保安堂は、日本の旧海軍と関係があるため、歴史的な背景を理解した上で参拝することをおすすめします。

まとめ:日本軍艦を祀る台湾「鳳山紅毛港保安堂」行き方と参拝レビュー

本記事をまとめると次のとおりです。

  • 鳳山紅毛港保安堂は台湾高雄にある霊廟である
  • 鳳山紅毛港保安堂は旧日本海軍の軍艦や軍人をお祀りしている
  • 四副神のひとつとして御神艦「38にっぽんぐんかん」がお祀りされている
  • 鳳山紅毛港保安堂は日本の神道と台湾の道教が融合した空間になっている
  • 鳳山紅毛港保安堂は、もともとは海上安全や豊漁を祈願する場所であった
  • 鳳山紅毛港保安堂は、日台の歴史交流の場でもある
  • 漁民が海府大元帥として祀った頭蓋骨は、第三十八号哨戒艇(樅型駆逐艦「蓬」)の艇長 高田又男のものであった
  • 海府大元帥の御座船「38にっぽんぐんかん」として奉納した軍艦模型が御神艦「38にっぽんぐんかん」となった
  • 鳳山紅毛港保安堂の拝殿前の境内には故安倍晋三元首相の銅像がある
  • 「小蓬(蓬ちゃん)」は、御神艦「38にっぽんぐんかん」の公式神艦娘(公式キャラクター)となっている
  • 鳳山紅毛港保安堂への最寄り駅は高雄MRTの草衙駅であり、草衙駅からはバスと徒歩で20分である
  • 鳳山紅毛港保安堂には日本の神社と異なる点もあり、参拝時はマナーを守るよう注意が必要である
  • 鳳山紅毛港保安堂では、地域住民の信仰と日本の歴史が深く結びついている

台湾の方々の素朴な信仰の対象が、たまたま旧日本軍人や旧日本軍艦だったということでもありますが、故郷を思う英霊の気持ちを慰めようと、日本風の文化を多く取り入れて立派な保安堂を建立し、丁寧におまつりいただいていることには、一人の日本人としてとても有難く感じました。

鳳山紅毛港保安堂では、そうした台湾の方々の思いやりの深さを感じることができました。高雄に行く機会があれば是非立ち寄っていただきたいと思います。