BMW博物館の行き方と所要時間・館内および周辺スポットを解説

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BMW博物館の行き方と所要時間・館内および周辺スポットを解説

ドイツのミュンヘンといえばビールと芸術の街ですが、世界的な自動車メーカーであるBMWの本拠地としても知られています。ミュンヘンにあるBMW博物館は、BMWの歴史を通じて、ドイツの自動車文化とその歴史を知るのに適した場所です。

これからミュンヘンを訪れようと計画している方の中には、BMW博物館への行き方や所要時間などについて詳しく知りたいと考えている方も多いのではないでしょうか?BMW博物館の中は広く、膨大な数の展示があります。おすすめの見学方法や所要時間はどうなのか、また館内でのランチやお土産の情報はどうなっているのかなど、気になる点は尽きません。

また、車で訪問する場合の駐車場や隣接する工場見学の予約状況についても事前に把握しておきたいところです。この記事では、実際に現地を訪れる前に知っておきたい情報を網羅的に整理し、スムーズな観光プラン作りをお手伝いします。

本記事を読んでわかるポイント
・ミュンヘン市内からBMW博物館への最適なアクセス方法と駐車場事情
・効率よく回るための標準的な見学所要時間とおすすめ見学ルート
・見学の合間に立ち寄れる館内でのランチスポットやお土産情報
・工場見学の事前予約や日本語対応に関する注意点

BMW博物館への行き方と所要時間の基本情報

BMW博物館への行き方と所要時間の基本情報

ミュンヘンの北部に位置するBMW博物館は、ミュンヘン中心部からのアクセスが非常に良く、ミュンヘン観光の合間に組み込みやすい観光スポットです。ここでは、地下鉄や車を使った具体的な行き方や所要時間、地下鉄チケットの選び方、そして多くのファンが憧れる工場見学の現状まで、訪問前に押さえておくべき基本情報を解説します。

BMW Welt and BMW Museum: 公式サイト

BMW博物館および関連施設の営業情報

まずはじめに、BMW博物館をはじめとする、BMW社エリアの関連施設、BMW Museum(BMW博物館)、 BMW Welt(BMWワールド)、BMW Group Plant Munich(BMWミュンヘン工場) に関する営業情報を、以下のとおり分かりやすく整理してまとめます。

BMW博物館(BMW Museum)

BMW博物館(BMW Museum)は、本記事にて詳細に紹介しますが、BMWの歴史・デザイン・技術を体系的に展示するBMW社直営の施設です。BMW博物館の建物は、1973年開館時より当地のランドマークとなっています。

  • 営業時間: 10:00〜18:00(最終入場 17:30)
  • 休業日: 毎週月曜
  • 入場料: 大人17ユーロ(5時間有効)
  • 予約: 基本的に予約不要(※混雑時はネット予約推奨)

■ klookならBMW博物館のチケットを日本語・日本円表示でオンライン購入できます。こちらをご参照ください。 → klookでチケット購入

BMWワールド(BMW Welt)

BMWワールド(BMW Welt)は、BMWのほか、MINIやRolls-Royce などBMWグループの最新モデルを展示する施設です。館内にはレストランやブランドショップなども併設しています。専用駐車場(有料)があるので、車を使ってBMW博物館などを訪問する場合には利用推奨です。

  • 営業時間: 09:00〜18:00
  • 休業日: なし
  • 入場料: 無料
  • 予約: 予約不要

BMWミュンヘン工場(BMW Group Plant Munich)

BMWミュンヘン工場(BMW Group Plant Munich)は、100年以上の歴史を持つBMW本社工場です。一般向けの工場見学ツアーが実施されており、BMW車の製造工程を間近で見学することができます。

  • 見学ツアー時間: 各2時間枠で設定
  • 見学ツアー実施日: カレンダーによる(平日のみ実施) 
  • 入場料: 大人24ユーロ
  • 予約: 要ネット予約

ミュンヘン市内からの電車でのアクセスと所要時間

ミュンヘン市内からの電車でのアクセスと所要時間

ミュンヘン中心部からBMW博物館へ向かう場合、公共交通機関である地下鉄(U-Bahn)を利用するのが最も確実でわかりやすい方法です。最寄り駅はU3号線の「Olympiazentrum(オリンピアツェントルム)」駅となります。

例えば、ミュンヘン観光の拠点となるマリエン広場の「Marienplatz(マリエンプラッツ」」駅からは、地下鉄U3号線で乗り換えなし一本で行くことができます。この場合、「Moosach(モーザッハ)」方面行きの電車に乗り、所要時間は地下鉄の乗車と徒歩移動を含めて20分程度です。日中は地下鉄の運行本数が多いので、時刻表を細かく気にしなくても大丈夫でしょう。

また、ターミナル駅である中央駅(Hauptbahnhof)から向かう場合、直接U3号線には乗れません。おすすめは、U2号線で「Scheidplatz(シャイドプラッツ)」まで行き、そこでU3号線に乗り換えるルートです。この駅はホームの向かい側ですぐに乗り換えられる構造(対面乗り換え式)になっているため、荷物を持っていても階段の上り下りがなく非常にスムーズです。

地下鉄でOlympiazentrum駅に到着したら、「BMW Welt」または「Olympiapark」という表示に従って地上に出ましょう。駅から巨大な銀色の建物・BMWワールド(BMW Welt)までは徒歩で約3分から5分ほどの距離です。BMW博物館へは、BMWワールドの中を通り抜けるか建物の脇を通って、道路にかかる歩道橋を渡ると到着します。

車でのアクセスと駐車場情報を解説

車でのアクセスと駐車場情報を解説

ミュンヘンでレンタカーなどを借りてBMW博物館へアクセスする場合、アウトバーンA9号線からミュンヘン方面へ向かい、「Munchen-Schwabing」出口を利用します。カーナビには「Am Olympiapark 1」と入力するとスムーズです。

駐車場に関しては、BMWワールドの地下にある有料の専用駐車場「Parkhaus BMW Welt」の利用が推奨されます。この駐車場は施設に直結しているため、雨の日でも濡れずに移動できるのが最大の利点です。また、BMW博物館のショップやBMWワールドで購入した重いお土産やグッズをすぐに車に置いておけるので、身軽に見学を楽しめます。

ただし、週末や隣接するオリンピックスタジアムでイベントがある日は周辺道路や駐車場が混雑することがあるため、イベントなどの有無の確認とともに、時間に余裕を持って行動することをおすすめします。

地下鉄チケット料金と購入方法の選び方

公共交通機関で移動する場合、地下鉄チケットの選び方も重要です。BMW博物館やBMWワールドがあるエリアは、ミュンヘン中心部と同じ地下鉄の「Zone M」に含まれています。一人で往復するだけなら通常の切符でも良いですが、複数人で移動する場合や、市内の他の観光地も回る予定がある場合は、乗り放題チケットの方がお得になるケースが多いです。主なチケットの種類を以下の表にまとめました。

チケット種類特徴こんな人におすすめ
Einzelfahrkarte
(片道券)
片道移動のみ有効。BMW博物館と周辺施設にだけ行く場合。
Single-Tageskarte
(1日券)
Zone M内が翌朝6時まで乗り放題。一人旅で、BMW博物館以外にもミュンヘン市内観光をする場合。
Gruppen-Tageskarte
(グループ1日券)
2~5人まで利用可能。Zone M内乗り放題。カップルや家族連れならほぼ確実に最安。

※運賃は変更される可能性があるため、必ず現地の券売機やMVV公式サイトで最新料金を確認してください。

オリンピック公園周辺の観光ルート

オリンピック公園周辺の観光ルート

BMW博物館があるエリアは、1972年のミュンヘン・オリンピックに合わせて整備された「オリンピック公園(Olympiapark)」の一部でもあります。そのため、BMW博物館の見学と合わせて周辺を散策するのもおすすめです。

BMW博物館のすぐ隣には高さ291メートルのオリンピックタワー(Olympiaturm)がそびえ立っており、展望台からはBMWの本社ビル(通称4気筒ビル)やBMW博物館のボウル状の屋根を上から見下ろすことができます。これは地上から見るのとは全く違う迫力があり、絶好の撮影スポットです。

天気が良ければ、公園内の小高い丘(Olympiaberg)まで歩いてみるのも良いでしょう。近未来的なBMWワールドと歴史あるオリンピックスタジアムの屋根、そしてミュンヘンの街並みを一度に楽しむことができ、旅の素晴らしい思い出になるはずです。

人気の工場見学は予約が必須で日本語対応なし

BMW博物館に隣接するBMWミュンヘン工場(BMW Group Plant Munich)の見学ツアーは、自動車ファンにとって聖地巡礼のような特別な体験です。BMW博物館とあわせて工場見学にも参加したいと考える人は多いですが、工場見学参加へのハードルは決して低くありません。

まず、工場見学ツアーは平日(月~金)のみの開催となっており、土日は実施されていません。そして、基本的に事前予約が必要です。BMWミュンヘン工場の公式サイトからオンラインで予約可能ですが、観光シーズンでは希望日の数ヶ月前からツアー枠が埋まってしまうことも少なくありません。もちろん、ツアー枠に空きがあれば当日参加も可能ですが、「当日行ってなんとかなる」ということは通常ありません。

さらに、工場見学ツアーではドイツ語または英語でのガイドがなされます。残念ながら日本語での案内はありません。このため、公式サイトで工場見学ツアーを申し込む際には「ドイツ語会話または英会話のスキルがあるか?」のチェックが求められます。どちらかの言語スキルがなければ、ツアーへの申し込みさえできません。

もちろん、見学時のルールやマナーなど簡単な英会話ができれば、迷惑をかけることもないのでツアーに申し込むことは可能です。ここは自己責任で判断してください。

BMW博物館の見学所要時間と目的別各スポットへの行き方及び注意点

BMW博物館の見学所要時間と目的別各スポットへの行き方及び注意点

アクセス方法がわかったところで、次は実際に現地でどのように過ごすか、具体的なプランニングについて掘り下げていきましょう。広大な展示スペースをどう配分するか、食事はどうするか、そして日本人が困りやすいポイントについての対策をご紹介します。また、筆者が実際にBMW博物館を訪問した際の見学レビューを最後に紹介しますので、BMW博物館の見学についての具体的イメージをもっていただけるでしょう。

展示の見どころと回るペースの配分

BMW博物館を訪問予定の方が最も気にされるのが、現地での滞在時間の目安だと思います。結論から言うと、BMW博物館の展示を見るのに、最低でも2時間、じっくり見るなら半日は必要と考えておいた方が良いでしょう。

BMW博物館は、歴史的な「ボウル」部分と、広大な「フラット・ビルディング」部分がつながった構造をしており、館内の展示ルートの全長は約1kmにも及びます。例えば、モデルコースとしては以下のようになります。

駆け足で見る場合(所要時間:約1.5時間)

解説パネルは読み飛ばし、歴代の名車やアートカーなど、視覚的にインパクトのある展示を中心に見て回ります。

じっくり楽しむ場合(所要時間:3~5時間)

上記に加えて、カーデザインの変遷やエンジンの歴史なども詳しく見学します。オートバイの展示にも興味がある人は、さらに見学時間がかかります。

特に車好きの方は、歴代のMシリーズやモータースポーツの展示エリアで足が止まってしまうこと間違いなしですので、時間は多めに見積もっておくのが無難です。

施設内のランチやお土産の情報

施設内のランチやお土産の情報

見学でお腹が空いたら、施設内のカフェを利用しましょう。手軽に済ませたい場合は、BMW博物館内の「M1 Bistro」がおすすめです。サンドイッチやコーヒーなどの軽食が中心で、見学の合間の休憩にぴったりです。

また、旅の記念になるお土産も忘れずにチェックしたいポイントです。館内のBMW Museum Shop(博物館ショップ)では、歴史的なモデルに焦点を当てた、イセッタや2002といった往年の名車のダイキャストカー、ヴィンテージ風のポスター、書籍などが充実しており、クラシックカー好きにはたまりません。

日本語解説なし?翻訳アプリ活用術

日本人旅行者が直面する課題として、「言葉の壁」があります。残念ながら、BMW博物館の展示解説や公式アプリは日本語に対応していません。しかし、心配は無用です。展示は視覚的に楽しめるものが多く、車やバイクを見るだけでも十分満足できます。より深く理解したい場合は、スマートフォンの「Google翻訳」アプリのカメラ入力機能を活用しましょう。解説パネルにカメラを向けるだけで、リアルタイムで日本語に翻訳してくれるので、非常に役立ちます。

手荷物に関する注意点

BMW飛行機用のエンジン

BMW博物館内には大きな荷物やリュックサックを持ち込むことができません。入り口にあるロッカーを利用する必要がありますが、利用には1ユーロ硬貨がデポジットとして必要になります(使用後に戻ってきます)。キャッシュレス化が進んでいますが、ここでは小銭が必要になるので注意してください。

BMW博物館の見学レビュー

最後に、筆者が実際にBMW博物館を訪問した際の見学レビューを紹介します。皆さんがこのレビューを読んでBMW博物館の具体的なイメージをもっていただき、ミュンヘン旅行時のスケジュールにBMW博物館の見学を組み込むかどうか検討する参考になれば幸いです。

チケットを購入して館内へ

エントランスホールのエスカレータ

入館するとチケットセンターがありますので、そこで欲しい券種を購入しチケットを受け取ります。5時間有効の「Single Ticket」は17ユーロです。じっくり見学する場合でも5時間あれば十分だと思います。チケットにはバーコードが印字されており、改札ゲートを通る時にそのバーコードをスキャンしてゲート通過する事になります。

館内は地下に向かって広大なスペースが設けられており、エスカレーターで降りていくのですが、想像以上のスケールの大きさに圧倒されました。

クラッシックカーの展示スペース

クラッシックカーの展示スペース

展示はコンセプトに応じて分類されています。上の写真はクラッシックカーです。筆者も幼いころから車には興味がありましたが、街中では見たこともない車種ばかりで驚きました。こうした古い自動車の展示はこのBMW博物館でなければ見ることができないので、BMW博物館での大きな見どころの1つと言っていいでしょう。

旧車の展示スペース

旧車の展示スペース

こちらは1970年代くらいの旧車になりますが、今では日本の道路では見かけることができない貴重な車種には違いありません。ちょっと角ばったような古いデザインのほうがBMWっぽいと言うか、筆者の好みです。旧車コーナーでは市販車のほかにもレーサー車なども展示されていました。

オートバイの展示スペース

オートバイの展示スペース

筆者はバイク乗りでもあり、愛車もBMWのバイクであることから、オートバイの展示には最も多くの時間をかけました。写真でしか見たことのない歴代のBMWバイクの実車がずらりと並んでいて、思わず興奮してしまいました。

展示されているBMWR100RS

上の写真は筆者の愛車と同じ1980年代製のR100RSという車種です。新品のまま保存されているのでしょうが、保存状態が良すぎて自分のとは全く別物に見えました。オートバイの展示についても、戦前の名車から近年のモデルまで一通り揃っていました。

BMW最高速試験車

上の写真はBMWバイクの最高速試験車のようです。昔、書籍で読んだことがありましたが、実機を見ることができるとは思いませんでした。こういったレアな車体を見ることができるのはBMW博物館ならではです。筆者にとってはこれも大きな見どころの1つでした。

筆者ががBMW博物館を訪れたのは土曜日の午前11時ごろでした。休日ということで人はたくさんいましたが、館内がとても広いため混雑はなく、ゆっくり観覧することができました。BMW博物館のいいところは、多くの展示車は実際に手に触れることができるという点です。さすがに乗るのはダメみたいでした。

筆者の場合、車の展示をさらっと見て、オートバイをじっくり見学という感じでしたが、見学の所要時間は3時間弱くらいでした。とても充実した楽しい観光となりました。

まとめ:BMW博物館の行き方と所要時間・館内および周辺スポットを解説

以上のとおり、BMW博物館の行き方と所要時間、館内および周辺スポットを解説しました。最後に本記事で紹介したポイントを振り返ります。

  • アクセスは地下鉄U3号線「Olympiazentrum」駅から徒歩すぐで非常に便利です。
  • 見学の所要時間は、最低2時間、車好きやバイク好きなら半日(3~5時間)くらいを見込んでおきましょう。
  • 隣接するBMWミュンヘン工場の見学は平日のみで、数ヶ月前からの予約が推奨です。
  • BMW博物館内の展示には日本語解説がないため、翻訳アプリの準備がおすすめです。

ドイツのエンジニアリングの粋を集めたこのBMW博物館のエリアは、単なる展示場を超えた感動があります。ぜひこの記事を参考に、充実したミュンヘンでのひとときを過ごしてください。

次のアクションへのヒント

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■ 乗り降り自由なバスツアーでBMW博物館を含めたミュンヘン観光をする場合は、こちらが参考になります。 → 2階建てオープントップバスでミュンヘンの名所を巡る乗り降り自由なバスツアー