軽巡洋艦ベルファストの歴史と現存する魅力をレビュー

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軽巡洋艦ベルファストの歴史と現存する魅力をレビュー

イギリス海軍の軽巡洋艦ベルファストは、その歴史的な意義と保存活動を通じて、現在も多くの人々に愛されています。この艦は、第二次世界大戦中の活躍を中心に豊かな歴史を持ち、イギリス海軍の重要な役割を担った存在です。ゲームアプリ「アズールレーン」でも実装されている軽巡洋艦なので、ご存知の人も多いことでしょう。

軽巡洋艦ベルファストは現在もそのままの姿でロンドンのテムズ川に停泊しており、大英帝国戦争博物館の分館として一般公開されています。内部は船舶展示館として整備され、見学者は艦内を直接歩きながらその構造や歴史を学ぶことができます。

また、テムズ川へのアクセスも良好で、観光地としても非常に人気の高いスポットです。本記事では、この軽巡洋艦ベルファストについて、その歴史から営業情報と、アクセス方法を解説し、また筆者が実際に見学した際のレビューを紹介することで、軽巡洋艦ベルファストの見どころを詳しくご紹介します。

本記事で説明するポイント
・軽巡洋艦ベルファストの歴史的背景とその重要性
・第二次世界大戦での具体的な役割と功績
・船舶展示館としての営業情報とアクセス方法
・筆者の見学レビューによる見どころの紹介

軽巡洋艦ベルファストの基本情報

横から見たベルファスト

ここではまず、軽巡洋艦ベルファストの概要と特徴、第二次世界大戦での活躍の歴史、軽巡洋艦ベルファストの現在と営業情報、そして軽巡洋艦ベルファストへのアクセスについて詳細に解説し、軽巡洋艦ベルファストの基本情報への理解を深めます。

巡洋艦ベルファスト記念艦: 公式サイト(英語)

軽巡洋艦ベルファストの概要と特徴

イギリス海軍の艦船ベルファストは北アイルランドのベルファストで建造されたタウン級軽巡洋艦。タウン級軽巡洋艦は、日本の最上型重巡洋艦への対抗として建造された形式だそうで、第二次世界大戦で活躍しました。

軽巡洋艦ベルファストの全長は約187メートル、速力 32ノット(約60km/h)の高速艦です。主砲は4基の三連装砲塔(Mk XXII砲架)に設置された計12門のMk XXIII 6インチ砲で構成され、武装の面でも優れていたことが特徴です。

軽巡洋艦ベルファストは、主に迅速な移動と敵の防御の突破を目的として設計されました。実際に多くの敵艦艇を打撃したその戦略的役割から、軽巡洋艦ベルファストはイギリス海軍の中でも重要な位置を占めました。艦内には複数の砲台が設置されており、その火力と運動性能が戦闘の際に大きな利点となりました。

第二次世界大戦での活躍の歴史

軽巡洋艦ベルファストは、第二次世界大戦中、特に連合軍の作戦において重要な役割を果たしました。1943年にはノルウェー沿岸での戦闘に参加し、敵艦の撃沈や連合軍の護衛など、多岐にわたる任務を遂行しました。

また、1944年のノルマンディー上陸作戦では、ベルファストは上陸部隊を支援するための砲撃を行い、その成果により作戦成功に大きく貢献しました。これらの戦闘経験から、ベルファストは戦争終結後もその戦歴と功績が語り継がれることとなりました。戦争を通じて多くの人々にとって象徴的な艦となったのです。

なお、欧州での戦争終結後、軽巡洋艦ベルファストは対日任務にあたるべく、イギリス太平洋艦隊に配属されたが、日本の降伏によって、日本海軍との対決は実現しませんでした。

軽巡洋艦ベルファストの現在・営業情報

ベルファストのエンブレム

現在、軽巡洋艦ベルファストはロンドンを流れるテムズ川の岸壁に係留された状態で保存されており、大英帝国戦争博物館の分館「巡洋艦ベルファスト記念艦(HMS Belfast)」として一般公開されています。この保存作業は軽巡洋艦ベルファストの歴史的な価値を後世に伝えるための重要な取り組みの一環です。

軽巡洋艦ベルファストは、その内部の構造を艦内に入って直接見学できる「船舶展示館」として活用されており、その役割は単なる展示を超え、第二次世界大戦当時の生活や戦闘の様子を具体的に学べる場所となっています。

● 軽巡洋艦ベルファストの営業情報は以下のとおりです。

営業時間【標準時】
10:00から17:00まで(最終入場16:00)
【サマータイム時】
10:00から18:00まで(最終入場17:00)
休業日12月24日から26日まで
チケット料金【大人(16歳以上)】
26.35ポンド(寄付あり 29ポンド)
【小人(5歳から15歳)】
13.15ポンド(寄付あり 14.5ポンド
【幼児(5歳未満)】
無料
チケット購入方法当日券の購入可、オンラインでの予約購入も可

なお、軽巡洋艦ベルファストの保存や維持には継続的な努力と費用が必要とされています。上記のとおり、寄付付きのチケット料金が選択可能になっている理由でもあります。このように、ベルファストは歴史を体感できる貴重なスポットでありながら、未来に向けた課題とも共存しています。

軽巡洋艦ベルファストへのアクセス

軽巡洋艦ベルファストへのアクセスは非常に便利です。最寄り駅は地下鉄のロンドンブリッジ(London Bridge)駅となります。上の地図のとおり、ロンドンブリッジ駅から地上に出てツーリーストリート(Tooley St.)という道路を渡りショッピングモールを抜けるとすぐにテムズ川添いの通りに出ます。そこから100mもないところに「ベルファスト」が見えます。ロンドンブリッジ駅から徒歩10分もかからないのでアクセスは大変便利です。

軽巡洋艦ベルファストの場所は、タワーブリッジやロンドン塔など観光名所があるエリアに位置しているため、他の観光名所と併せて訪れることも可能です。一方で、現地の混雑状況や天候によっては、訪問計画を事前に調整することが求められる場合もあります。見学をよりスムーズに楽しむためには、訪問前の情報確認がおすすめです。このように、アクセスが良好であるため、誰でも気軽に歴史に触れる機会が得られます。

軽巡洋艦ベルファストの見学レビュー

艦内に展示されている蝋人形

次に、筆者が実際に軽巡洋艦ベルファストを見学した際のレビューを紹介します。この見学レビューにより、軽巡洋艦ベルファストの見どころを詳しくご紹介します。

軽巡洋艦ベルファストを外から眺める

沖に係留されたベルファストの姿

ロンドンブリッジ駅から徒歩でやってくると、上の写真のように、軽巡洋艦ベルファストは川岸から20mほど離れた沖の位置に停泊しているのがわかります。川岸からは軽巡洋艦ベルファストまで長い橋が渡されています。

このように軽巡洋艦ベルファストは沖に停泊されているので、全体を眺めるのにとても好都合にできています。艦首のほうから眺めると、背後にタワーブリッジが見えて、とても良い絵になります。ここからの眺めも軽巡洋艦ベルファストでの大きな見どころのひとつです。

軽巡洋艦ベルファストの船体には迷彩塗装が施されています。この迷彩塗装は「ダルズ迷彩」というのですが、ダルズ迷彩の軍艦が見られるのは大変珍しいようです。

軽巡洋艦ベルファストに乗船

軽巡洋艦ベルファストとをつなぐ橋の陸地側には、一見して「お土産ショップ」のような小さな建物がありました。ここが軽巡洋艦ベルファストの入口で受付となります。早速、受付でチケットを購入しました。オンラインでの予約購入ではなく、当日券の購入でした。天気のいい日曜日でしたが、それほどの混雑も無く、特に問題なくチケットを購入できました。橋を渡って軽巡洋艦ベルファストに乗船します。

主砲のアップ

甲板のところから乗船し、上の写真のように、まず甲板を艦首側から見ていきました。この角度からの姿は、たぶん軍艦として最も美しい角度からの眺めだと思います。ここも見どころのひとつです。

主砲アップ02

軽巡洋艦の主砲は戦艦には劣るとはいえ、近くで見るとやはり主砲には迫力がありますね。これはMk XXIII 6インチ三連装砲というのだそうです。下の写真のように、主砲の裏側にまわって見ることができます。弾丸を装填するところのようです。

主砲の裏

甲板にはその他、多くの対空機銃も配置されており、その配備方法や用途について学ぶことができました。

対空機銃

さらに甲板を歩いて行って、大きな煙突のところに来ました。下の写真は煙突を見上げたところです。個人的には結構好きな眺めです。

煙突の眺め

続いて甲板から階段を下りて下層へ進むと、艦内の居住スペース、食堂、厨房などが見学できました。ここでは乗組員の生活がどのように行われていたかを詳しく知ることができます。

居住区

また、博物館の展示スペースもあり、ここには多くの歴史的な写真や資料が展示されており、軽巡洋艦ベルファストの戦歴やその文化的意義を深く理解することができました。

さらに艦橋へ足を運べば、操舵室が見学可能でした。艦橋からの眺めは絶景で、特に主砲の配置が美しく見渡せました。ここも大きな見どころのひとつです。

艦橋の様子

この操舵室のエリアでは軽巡洋艦ベルファストの操縦について学びつつ、艦全体の構造とその役割がよく理解できました。やはり艦橋からの眺めは素晴らしいですね。主砲が美しい。

前方を見る

こうして軽巡洋艦ベルファストをひととおり見学して回りました。私の場合は1時間半くらいかかりましたが、展示物をもっとじっくり鑑賞したい場合には2~3時間の滞在がおすすめでしょう。

軽巡洋艦ベルファストは、第二次世界大戦時の軽巡洋艦クラスの軍艦を良い保存状態で見学できる唯一の存在と言っていいでしょう。またイギリスの軍艦建造技術に触れる絶好の場所でもあります。

アクセスも便利ですので、ロンドンに旅行される際には、是非立ち寄ってみられることをおすすめします。

まとめ:軽巡洋艦ベルファストの歴史と現存する魅力をレビュー

本記事の内容をまとめると次のとおりです。

  • 軽巡洋艦ベルファストは1936年に建造されたイギリスの艦艇である
  • 第二次世界大戦において連合軍の活躍を支えた重要な軍艦である
  • ノルウェー沖での戦闘で敵艦を撃沈した功績がある
  • ノルマンディー上陸作戦では砲撃支援を行った
  • 長い間イギリス海軍に所属していた歴史がある
  • 現在はテムズ川で保存され、船舶展示館として一般公開されている
  • 見学者は軽巡洋艦ベルファストに乗船し、内部構造を直接見ることができる
  • 軽巡洋艦として設計され速度と機動性に優れている
  • 武装の多様性が戦闘時の強みであった
  • 軽巡洋艦ベルファストは大英帝国戦争博物館の分館として位置づけられている
  • 軽巡洋艦ベルファストの保存活動には、経済的な支援を含め継続的な努力が求められている
  • ロンドン中心部からアクセスしやすい観光スポットでもある
  • 歴史的な意義があるため教育的価値が高い
  • 戦争の痕跡を伝えるために今後も保存が続けられる